🌙🎀오빠🌙🎀
🎀𝑶𝒑𝒑𝒂🎀
ふと、昔好きだった人を思い出す夜がある。
1人月を見ながら、散歩をして、ビルやマンションに隠れてしまう月を見て思いました。
今、貴方は何処で誰と愛を感じあっているのでしょうか……(?)私はずっと1人で居ます。誰からも愛されないままで居ます。
捨てないよ、と言った貴方。簡単に他に女を作って逃げて行った貴方。元カノとの思い出を優先して、私との約束を破った貴方。簡単には忘れられなかった。いや、これは難儀。
忘れたくなかったのかもしれないし、忘れたくないから今も思い出してしまうのかもね。
貴方が得意じゃない男気がそこには存在しなかった虫達。蝶々でさえもびびってた可愛かった貴方。
寒くなったこの季節で見なくなっちゃったな。
なのに、貴方を思い出してフリック入力が進んで刻んでいる、この私を好きだったはず。虫が得意というかあまりびびらずに居て貴方を笑っていた私を。
もう人を愛したくないと、決めたんだった。
悲しいからね。痛いからね。赤色の艶やかな涙を、全身で感じちゃって辛い暗い夜は味わいたくないからね。
もっと思い出を沢山創っておけばよかったな。
隣に居れたらそれだけで幸せ感じて満足してた。
だけどね、もっとあの時の恋を守って痛かったな。
何処にも行かないで私の元にいて欲しかったな。
もぅ、届かない鳴き声も声も歌声もメッセージも。
もぅ、聞けない貴方の風呂場に響く歌声も、
全部全身で伝っていくこの夜。
届かないままでいいから、貴方には、思い出として私が消えない傷で存在しますように。
貴方が居なくなって孤独を感じる寂しいよ、
この世。この夜。今何を考えてるか私には私だけには分かっちゃうんだよ。悲しいよ。私は。